盗聴法<組対法>に反対する市民連絡会 >共謀罪とはなにか? どうして反対するのか> 【イベント報告集】
   

「現代版治安維持法? 共謀罪―戦争をする国になるために―」
共謀罪に反対する神奈川集会



2006年10月17日

11月13日、「現代版治安維持法? 共謀罪―戦争をする国になるために―」と題し、共謀罪に反対する神奈川集会が行われた。
参加者は約70人、中には初めて共謀罪を耳にする人もいたようだが、渡辺治さん(一橋大学教授)の講演は明快でわかりやすく、すぐに引き込まれていた。
渡辺さんは、政府が進める軍事大国化と構造改革を推進していくうえで欠かすことのできない治安立法として共謀罪が作られようとしているといわれる。戦前の治安維持法は3回の改悪を経て、共産党弾圧という当初の目的とははるかにかけ離れ、戦争遂行のための弾圧装置となっていった。共謀罪もテロ対策に名をかり、政府が進める軍事大国化、新自由主義改革、憲法改悪に反対する組織運動を取り締まるための悪法であり、警察権力が活用しやすいようになっている。治安維持法と同様に予防性と組織対象を前提としているが、成立後は盗聴捜査や団体の定義が拡大されていくことは明白であり、共謀罪が現代版治安維持法とよばれるゆえんである。安倍政権がかかげる数々の悪法は改憲に向かって連動している。反対運動も互いに連動して臨時国会を乗り切れば廃案へ追い込むことができると締めくくった。
  その後、ザキさんによる「共謀罪反対のうた」の応援もあり、共謀罪は廃案しかないと確認して集会は終了した。

主催:
日本キリスト教団神奈川教区国家秘密法反対特別委員会
盗聴法(組織的犯罪対策立法)に反対する神奈川市民の会